仏教学習日記『法華経講読』(34)

法華経講読(第34回)

                                   
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爾時会中.比丘.比丘尼.優婆塞.優婆夷.天竜.夜叉.乾闥婆
阿修羅.迦楼羅緊那羅.摩睺羅伽.人非人.及諸小王.転輪聖王
是諸大衆.得²未曾有¹  歓喜合掌一心観仏.


爾(そ)の時(とき)に会中(えちゅう)の比丘(びく).比丘尼(びくに).
優婆塞(うばそく).優婆夷(うばい).天(てん).竜(りゅう).夜叉
(やしゃ).乾闥婆(けんだつば).阿修羅(あしゅら).迦楼羅(かる
ら).緊那羅(きんなら).摩睺羅伽(まごらが).人(にん).非人及
(ひにんおよ)び諸(もろもろ)の小王(しょうおう).転輪聖王(てん
りんじょうおう)、是(こ)の諸(もろもろ)の大衆未曾有(だいしゅみ
ぞう)なることを得(え)て、歓喜(かんぎ)し合掌(がっしょう)して
一心(いっしん)に仏(ほとけ)を観(み)たてまつる.


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仏様の教えがこれから拝聴させていただける、というので、そこに
集まったすべての者が歓喜にあふれ、合掌したと言っています.

その会衆は人間だけでなく、夜叉もいた.夜叉というのは、仏教書
の説明では空中を飛行して人を食う鬼と説明されています.おそら
く、コロナウイルス、オミクロン株も空中を飛行して人の命を食う
のですから、夜叉の仲間なのかもしれません.