仏教学習日記『法華経講読』(24)


法華経講読(第24回)

                                   
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有² 八竜王¹.難陀竜王跋難陀竜王娑伽羅竜王
和修吉竜王徳叉迦竜王阿那婆達多竜王摩那斯竜王
優鉢羅竜王等.各与² 若干百千眷属¹倶.


 八竜王あり.難陀(なんだ)竜王跋難陀(ばつなんだ)竜王
娑伽羅(しゃから)竜王和修吉(わしゅうきつ)竜王徳叉迦
(とくしゃか)竜王阿那婆達多(あなばだった)竜王摩那斯
(まなし)竜王優鉢羅(うはつら)竜王等(とう)なり.
各(おのおの)若干(そこばく)百千(ひゃくせん)の眷属(けん
ぞく)と倶なり.


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竜王」というのは海に棲む生き物を支配する者である、と
考えられています.その竜王が、はるばる海からここ霊鷲山
へやってきました.会場は満員御礼.上空で聴聞するのでご
ざいましょう.
 インドの蛇神ナーガは、中国で「龍」と翻訳されました.

———龍は体が長いからナーガというの?
———それは知らない.